2009年10月24日土曜日

加速ポンプスプリング、3

 
放り投げてあった、加速ポンプのスプリング交換に再チャレンジです。
オープンエリアさんで、教えていただいた方法でトライします。

まず、キャブレターのフロートチャンバーを外します。
すると、上の画像の状態になります。


 
キャブレターを正位置に戻すと、このような状態になります。
画像中に説明したとおり、
下に20mm程、出っ張っているのが、加速ポンプロッド、
黒い物体がリンクレバーになります。

OAさんで教えていただいた方法は
この加速ポンプロッドを半ば強引に引き抜く、とのことでした。

だがしかし
本当に別の方法はないのか、また、FCR単体を見てみたい
この2点の理由から、キャブレター本体を取り外すことにしました。
  (これが、大変でした、特に理由がなければ、外す必要はありません。)




上記の理由から、
キャブレターを、車体から外しての作業になります。
加速ポンプロッドをバイスプライヤーでくわえます。
そして、画像の説明通り引き抜きます。(OAさんご教授の方法)
イメージしてたのより、スムーズに抜けました。
強引に抜き取るので、その際リンクレバーが
割れてしまう恐れもあるのではないか、
そんなことも考えたのですが、そんな心配は全く不要でした。
パチンって、割とスムーズに抜けました。

ばらしてみると、リンクレバーの下側はスリットがあって
設計上でもパチンと抜き差しする作りになっているんです。
つまり、ロッドをパチンって引き抜くのは、正しい方法で
他の方法はありませんでした。




抜き取った後の画像です。




別の角度からの画像です。




で、リンクレバーを外し、加速ポンプスプリングを外して
2ヶ並べてみました、
左の青いのがノーマル、右の緑色のがパワーパーツのスプリングです。
ノーマルに比べて、線径が太く、巻き数が少ないのが分かります。
どういうことかというと、パワーパーツのスプリングの方が強力といえます。



組付けた状態です。
スプリングが緑色に変わっています。



別の角度からの画像です。
これで、スプリングの交換作業自体は完了です。




で、これからが大問題でした。
ここまでばらしてしまったので、元通りにしないといけません。
ボルトは余るし、配線は変な所から出てるし・・・・・・・
元通りにするまで1時間以上かかりました。
 
これを参考にしてスプリング交換を検討される方
1枚目又は、2枚目の画像の状態にして
バイスプライヤーなどの工具で
加速ポンプロッドを引き抜けば、ロッドは抜けます。
ロッドが抜けさえすれば、リンクレバーを外して
スプリング交換は簡単にできます。
30分もあればシート、タンク脱着も含めて作業できると思います。
わたしは、キャブレターを外しましたので、3時間くらいかかりました。
でも、キャブ周りの構造を、大変よく理解できたので、良かったと思ってます。
 
ばらしたついでに、ニードルの番手を確認しました。
OBET P   クリップは7段中トップから4段目(ど真ん中)でした。
ノーマルはOBEKT、トップから3段目のセッティングです。
どのような方向に変更してあるのかは不明ですが、
ノーマルではありませんでした。
ノーマルニードルは、付属品として手元にあります。
 
作業後、試運転をしましたが、効果の程はまだ分かりません。
後日、パコーーーーーンって全開走行して報告しまーす。
そして、交換方法を教えていただきました
愛知県豊明市のKTMディーラー オープンエリアさんには
改めて感謝いたします。
 
今日は、近くの金城学院大学の金城祭の日でした。
女子大なんです。とても行きたかったです。
AIさんのコンサートの大音量をバックに
スプリング交換をしておりました。
21時には花火も上がるし、行きたかった・・・・・・^^;。






2 件のコメント:

きょんぎ さんのコメント...

かなり興味深い!
やってみたくなりましたよ!

ブログとかホムペとかではパーツ+インプレで装着方法までは載ってない事が多いので大いに参考になります!

インプレも期待してますね!

あいかわらずEXC-Rは美しい。
麗しきEXC-R。

akimori さんのコメント...

>きょんぎさん

明らかにこうなったとは、わからないので
難しいのですが、感覚的には凶暴になってると感じます。
何か、押し出される感覚があるんです。
それと、いままでどおりのフル加速で、少し恐怖を覚えます。
なので、効果はあると思います。
また費用対効果としては、大の部類に入ると感じます。
抽象的な表現なのですが、こんなカンジかな~。